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  • 執筆者の写真Waiwan

TOKYO MODELSを終えて

TOKYO MODELSが12日間の展示を終えました。


お誘いいただいた小林幹幸さん、モデルを務めていただき在廊いただいた如月ナナ(現在:中崎りつか)さん、諸々絡んでいただいたカメラマンさん、そしてお越しいただいた方々ありがとうございました。


ピクトリコギャラリーも、あの人数には手狭ではありますが、アクセスが最高で、綺麗で整っていてとても居心地が良かったです。


そして二度のトークショウの両方で、プレゼンターのカメラマンさんにモデルさんを褒められ、結果的に写真もいじっていただける貴重な機会を得ることができました。ありがとうございました。ナナちゃんでよかった^_^。



今回幹幸さんからお誘いを受けたのは12月。展示にお越しいただいたり私的写真集で何度か写真を見ていただいた事がきっかけだったと思います。TokyoModelsの準備の動きも全く知らず、カメラ&フレンズも恥ずかしながら一度も行ったことが無く(*行きたいとは何度も思っていましたがタイミングが合わず)、でも選んでいただいた事を光栄に思い、同時に良く名前の聞くプロの方々や凄腕のアマチュアカメラマンさんとの展示という事で、心ときめいたと同時にこんなところに参加させていただいても大丈夫かなとも思いました。


この展示はそのタイトルのとおり、モデルを立てるのが趣旨で、このモデルさんにはこのカメラマンというタッグが必要との事でした。


ほとんどのカメラマンさんは幹幸さんのアドバイス(指示笑?)でパートナーが決まったようですが、自分の場合、様々な事情で過渡期にあったため、結果、幹幸さんのアドバイスとは別の、昨年一番撮らせていただいた如月ナナさんを選びました。


とは言え学業と多くの仕事を抱え超多忙な彼女です。話が固まったのが1月初旬、写真の締め切りは2月中旬と短く、撮れるチャンスは2日くらいしか無く、プランニングは必死でした。それに応えて頑張ってくれたナナちゃんには感謝してもしきれない気持ちです。


展示は、彼女の幅広いシチュエーション対応力、スタイルの良さと可憐さの両立を表現できるようプロモーション的なものを考えました。

あ、幹幸さんには表参道だからエロくなくてとクギ刺されましたが、今回は言われる前からわかっていたし(笑)、今回は(得意じゃないし受けは良くないでしょうが)ポートレートではなく、欧米でよくあるpotraitのような直球勝負をしようと最初から考えていました。



ピクトリコギャラリーでの展示。プロもアマもイコールコンディション。


結果どうだったかわかりませんが、自分の写真としては満足です。でも、お越しいただく方がどれくらいブックまで手に取って見てもらえるかを観察していたんですが、期待した程多くなかったのは、見せ方がまだ下手だったんでしょうね。反省点です。


今回展示して、本当に多くの事に気付きました。特に展示メンバーが「いつも」と全然違うので刺激がとても強くて楽しかったです。


特に凄いなと思ったのは、モデルグランプリの初音さん、グランプリのhiroyukiさん、シルバーフレーム賞のライバル石津さんの関係でした。


長年撮って関係性を築き、それでも更に工夫を積み重ね、相談したりぶつかりながら作品を作り上げていき、お互いを高め合う。

単に役割上のモデルとカメラマンというのではなく、もちろん男と女というような薄っぺらなものでもない、アーティストというような関係と表現すれば良いのでしょうか、それが凄いなと思いました。


初音さんも別にこの二人だけに撮られているわけではない撮影会モデルなのですが、キャラなのかオーラなのかうまく回っているのも素晴らしいです。

それらが今回結果に現れていたんだと思います。

(まぁ、自分ならそんなきつそうな関係にはすぐ根を上げそうですが笑)


ゴールドフレーム賞のTetsuさんも似たところがあると思っていて、山中夏歩さんを何度も何度も撮り、ほとんどの展示モデルに起用し、写真もどんどん進化してきたと思います。

夏ちゃんも写真にはとことんこだわる熱意と辛抱強さとカメラマンをその気にさせるパワーを持ってます。


つまりここで高い評価を受けるのは、テクニックや道具や風景や小細工はほとんど意味がないという事だと思います。それより、撮影者は被写体として存在する人にどう対峙して、被写体は撮影者にどう対峙するのか、最後の決め手はその相互のギャップが一番少ない=しっくりくるコラボレーションが結果に繋がるのだと思います。

しかもこれは同時にただ関係が深いほど良いというものでもないように思います。おそらくプロのようなカメラマンはその距離計の精度とその測った距離に対する適応度がとても高いのだと感じました。

段々話がわかりにくくなるのでこのへんにしますが、人間力の相乗効果が写真を良くするって事でしょうか。←もっとわからないかも。


最後に今回このような機会を与えていただいた小林幹幸さんに改めて深く感謝いたします。

2019/04/22


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